習いごと選びのポイント

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教室の選び方 2023-10-19

【空手を習うと身に付く能力】徹底調査!魅力や月謝相場など

空手は、昔から子どもの習い事で人気のある習い事のひとつです。

 

オンラインで出来る習い事や、IT系の習い事が普及している中で、
空手が今も選ばれる理由の一つとして、「体力」や「技術面」だけでなく、
「精神性を高める」事や「礼儀や礼節」を鍛えることが出来る事が挙げられます。

 

空手とこれまで縁が無かった方でもその魅力が伝わるように、
習う事で徹底して身につく能力や必要な費用についてまとめてみました。
ぜひ最後までご一読ください。

 

 

🔍この記事はこんな方におすすめです

 

🥋 子どもに数多くの習い事の中で「空手を習わせよう」と考えているが
習う事でどんなメリットや変化があるのか知りたい。

 

🥋 習いたい・習わせたいけど「怪我」が多そうなスポーツなので心配…

 

🥋 空手を習う為に必要な初期費用や毎月の月謝はどれくらい?

 

 

空手を習うと身につく能力5選!!

 

 

 

 

礼儀が身に付き、きちんと挨拶ができる子になる!

 

 

空手を習うメリットの一つとして、お父さんお母さんが日々伝えても
お子さんに伝わりきらない「礼儀」がしっかりと身につき、
挨拶をきちんとする子に育つ期待が持てます。

 

「礼に始まり、礼に終わる」という言葉があるように、空手教室では
当たり前のように道場に入る前に「一礼」 道場を去る時も「一礼」をして帰ります。
空手を習っているお子さん皆さんが、きちんと礼儀正しくお辞儀や挨拶をしている環境に入る事で、
自然と礼儀や挨拶が身に付きます。

 

また、道場に対して一礼をすることや、道具も大事に扱うことを通して
「習い事を習わせてもらえることが当たり前じゃない」事に気付き、
「感謝の心」も大切に出来る心の優しいお子様に育つかもしれません。

 

 

精神性が鍛えらえる! 

 

 

多くの空手教室では、「型(形)」の練習から行います。
型は組手に使われる動きを多く取り入れた演舞が多く
空手の基盤・基礎練習にもなるからです。

何通りもの技があり、それを繰り返し繰り返し練習をする忍耐力や、
集中力と安定した精神を保つことが求められます。

 

🥋 「型」とは? 🤜

 

空手の方とは対戦相手がいないことが大きな特徴で個人で行います。
各種の技を決まった手順で演舞し、普段の稽古によって鍛えられた
心身の調和を保つことができます。

 

 

型で基礎が身に付き始めたら次は「組み手」を習います。
「組み手」では勝負事となりますので、相手との競争心が芽生えるでしょう。
しかし相手だけでなく「自分自身の心の状態」と向き合う事となるので、精神性が鍛えられます。

 

組み手も「礼儀を重んじながら、勝負をし、勝敗がつく」
そのため礼儀と勝負事を考える普段の生活では得られないような経験が出来るため、
精神力を身に付けることができます。

 

🥋 「組手」とは? 🤜

 

正方形のコートの中で選手2名が1体1で勝敗をかけて対戦します。
主な攻撃は「打ち」「蹴り」「突き」の3種類でそれぞれの技に
ポイントが割り振られています。

ルールは試合時間3分以内に8ポイントの差が着いた時か、
3分経過後、点数が高い方が勝ちになります。

 

 

集中力が身につく!

 

 

生徒さんの年齢層にもよりますが、空手教室では静かで声が響き渡るような、
研ぎ澄ませた雰囲気の中「型」や「組み手」を行われる事が多いです。

 

緊張感漂う空間の中、一つ一つの動作に神経を使い練習に取り組むため、
集中力がかなり高められる事が期待できます。
特に「組み手」を行う際は、「集中していないと負けてしまう」状況下の為、
かなり集中力が高い状態で取り組む事となります。

 

 

相手の痛みを理解できるようになる! 

 

 

 

 

「組み手」を行う際に、空手の技が「危険」という事を教えられます。
かなり集中下で行う組み手も、時には技を受けてしまうこともあります。

 

お子さん同士で、「相手の痛み」を学ぶ事は日常的に少ない現代で、
空手を通して相手の事を思いやれる優しい子に育つかもしれません。

 

 

自己肯定感UPに繋がる! 

 

 

空手を始めてから、4ヶ月が経過すると昇級審査の受験が可能です。
日々練習している「型」や「組み手」さらには「礼儀作法」を通して昇級が決まります。

見事昇給審査に合格しますと「帯」の色が変わります。
「帯」の色は誰もが見ますので、昇級を重ねるうちに「誇り」に変わります。
頑張った分の成果を自分自身でも認める事に繋がる昇級審査があることは、
日々の稽古の成果を感じるだけでなく、自己肯定感を高める事にも繋がります。

 

 

🥋 生徒が憧れる「黒帯」のレベルとは? 🤜

 

黒帯と聞くと「かっこいい!!」「すごい!」と
感じる方は多いと思います。

また、黒帯を一つの目標として日々練習に励んでいる生徒も多いです。
入門した時点では白の帯を付け、初段の昇段審査に合格すると「黒帯」を獲得できます。

初段の審査を受けるためには、空手を2年以上練習し、
1級の証明を保持している高校生以上の方が昇段審査を受講対象者になります。
初段の合格率は7~8割程度と高めなので、しっかりと練習して挑みましょう!✨

 

 

空手と他の習い事との大きな違いは?

 

 

 

 

球技が苦手でも得意スポーツとなる?! 

 

 

空手は球技とは違い、ボールや道具を使用しません。
武道であるため、己との闘いのような集中力を鍛える競技です。

そのため、球技が苦手なお子さんでも得意な競技となるかもしれません。
全身に集中して動きを鋭く素早く行う突きや蹴りで、腕力や脚力が鍛えられます。
その他にも、瞬発力やバランス感覚までも磨かれます。

 

空手で身についた身体能力は、空手から別の競技に移行したとしても役立つでしょう。

 

 

大人になってからも気軽に始められる

 

 

大人になってから空手を始めるには、体力的に難しいのでは?
身体を動かせるかな?等と心配になるかと思います。

しかしながら、空手には大人だからこそ受けることができる恩恵があります。

~空手がもたらす恩恵~

 

・日頃のストレスを発散できる

・仕事や家庭の外で楽しみが増える

・運動習慣となり健康になれる

・筋トレと有酸素運動のどちらもできるので、ダイエットに効果的

 

 

どのような運動でも体を動かすことはストレス発散になりますが、
空手の場合はさらにミットへの打ちこみなど、ストレスを思い切り発散することが出来ます。
大半の人は相手と「突きや蹴りの技を掛け合う」ということをしたことがありません。
大人になってから空手を始めると、組手は新鮮な気持ちで取り組み楽しめます。
そして、空手にはスクワットのような動きもありダイエット効果があると言われています。

 

 

護身術が必要となる場面で役立つ!?

 

 

 

 

空手は教室によっては素手で、日常生活に近い状態で競技に打ち込みます。
その為、日常生活においていざという時に役立つかもしれません。
競技中も相手との距離の「間」を保つことも、日常生活において
素早く逃げる動作に繋がるかと思います。

 

 

格闘技の中では怪我が少ない!?

 

 

空手は怪我が多そう、痛そうというイメージを持つ方は多いのではないでしょうか?

 

🥋 公益財団法人スポーツ安全協会の事故発生率から分かる空手の安全性 🤜

 

スポーツ障害保険を取り扱う「公益財団法人スポーツ安全協会」の一年間の
事故発生率(2016年から2017年までの年度を通じて負傷が生じた率を示したもの)グラフ

一番高いのがアメリカンフットボールで、7.46%となっています。 武道では、柔道と相撲が突出して高く、4.71%(柔道)、3.50%(相撲)となっています。 これに比べると「空手道」は、1.36%で、「合気道」の1.19%と同程度です。 バスケットボールが3.75%、サッカーが2.72%という数字と比較しても、「空手道」がいかに安全に配慮したものかがわかると思います

 

 

初期費用が安い

 

先ほどでも述べたように、空手は他の競技よりも「日常生活に近い状態」で行う競技です。
その為、準備する道具も少なく比較的に始めやすい習い事なので
比較的、初期費用を抑えることができます。

 

詳しく費用に関しては、後ほど詳しくご説明します。

 

 

【極真空手と伝統空手】種類の違いとは?

 

 

 

 

「いざ空手を始めようと思っても、極真空手と伝統空手があるの?何が違うの?」
と思う方も多いかと思います。 どちらも「空手」に変わりないのですが、
組手のルール、型の内容がまったく異なります。

 

極真空手の特徴

 

■ 伝統空手の”寸止め”に対し異を唱えたのが、極真空手

■ 組手では顔面以外は直接打撃制なので
「型よりも激しくぶつかり合うような格闘技のような組手がしたい!」
という方が向いている

 

 

伝統空手の特徴

 

■ 2021年の東京オリンピックの種目になったものが伝統空手

■ 組手では相手に打撃を与えない寸止めルールなので
「痛いのはちょっと苦手…美しく型と組手をバランスよく磨きたい」
という方に向ている。

 

極真、伝統それぞれに異なる魅力があり、ご本人によって向き不向きもあるかと思います。
自分に合う流派を見極めるために、動画を見たり実際に空手教室に訪れて
目で見て確認したり体験に参加することもおすすめです。

 

 

気になる空手の月謝や加入費は?

 

 

 

 

入会費や毎月の月謝は?

 

地域や教室、団体により異なりますが、空手を習い始める際に必要になる項目として
入会金・保険加入費・選手登録費(年齢により)すべて合わせた金額の平均

 

💰 5,000円~8,000円 程度

 

 

道具等の費用は?

 

道着や帯など 入会金やお月謝だけでなく、道着や帯などを購入する必要があります。
各費用の相場▼

 

 

道着(サイズによる)💰 10,000円~20,000円 程度

 

サポーター💰 4,000円~6,000円 程度

 

 

昇級審査費用や試合の費用は?

 

試合の参加費用は他のスポーツと比べると少し割高になります。
昇給審査、試合、共に年に2〜3回の団体が多いです。

 

昇級審査費用(年2回)💰 8,000円~10,000円 程度

 

試合参加費用(年3~4回)💰 10,000円~20,000円 程度

 

 

まとめ

 

 

いかがでしたでしょうか? 昔から馴染みのある競技の「空手」。
オリンピック競技となり、ますます注目度が高まっているかと思います。
他の競技とは違う空手だけの魅力や身につく能力もたくさんあります。

空手を習い、身に付いた礼儀作法は一生役に立つものになります。
初期費用もお安く、気軽に始めやすい習い事の一つ「空手」を是非ご検討してみてください♪

 

 

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