習いごと選びのポイント

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教室の選び方 2023-08-16

【子ども英会話教室で意外なスキルが身につく!?】          英会話教室の魅力とは?

英会話の魅力は英語を話せるようになるだけではない

 

 

子どもの習い事を選ぶ際に、候補に上がる人気の習い事「英会話」です。
人気の理由は、2020年から小学校で必修科目となり、国際化社会へ向けて幼い頃から
英語を身につけさせたい、と考える親が多いのが理由です。

 

そこで、子ども英会話教室のレッスン内容や子ども英会話教室でどのようなことが学べるのか、
メリットやデメリットについても詳しく説明していきたいと思います。
子どもに英会話教室を習わせたいと考えている方はぜひ、最後までご一読ください。

 

 

子ども英会話教室でのレッスン内容

 

 

 

 

子ども英会話教室で学べる事やレッスン内容はどのような内容でしょうか? まずは年齢別に見ていきましょう。

 

 

①【0歳から3歳】向けのレッスン内容

 

まず、0歳から3歳までは親同伴の「親子レッスン」が基本となるところが多いです。
レッスン内容は歌やダンスを中心としたものが多く、集中力が続きにくい子どもにも
楽しく英語を学べる内容になっており、 自然と英語に馴染んでいくようになっています。

 

そしてこの年齢の子どもは母語と英語の区別がない時期のため、英会話を習わせるには1番適した年齢だと言われています。
幼少期にネイティブの発音をたくさん聞いておくことにより「英語耳」が鍛えられ、
将来的に「正しい英語のヒアリングや発音」ができる可能性が高まります。

英語の発音を身に付けるにはおびただしい数の英語に触れることが必須です。
とても大変な事ですが、この年齢の子どもは平気で聞き続けることができます。
自宅でも毎日10分程度英語のCDを聴かせたり、絵本などを読み聞かせたりすることをお勧めします。

 

 

②【4歳から6歳】向けのレッスン内容

 

4歳から6歳の就学前の子どもに向けたレッスン内容は 「聞く」と「話す」が中心のレッスンが多くなります。

 

🔍例えばどんなレッスン?

・ゲームをしながら英会話をする。

・カードに書いてある動物や物を英語で言ってみる。

・身近な物の英語を覚える。

・歌やダンスと併用したゲームで、五感を使いながら英語を覚えたり
講師がパペットを使いながら英文を話す。

 

初めは理解ができなくても自然と英語を理解できる工夫がされており
楽しく英語を習得できることを意識した内容になっています。

 

 

③【小学生】向けのレッスン内容 

 

小学生のレッスン内容は年齢やレベルによって分かれていることが多いです。

 

・小学校低学年コース

・小学校中学年コース

・小学校高学年コース などです。

 

2020年からの小学校における英語教育に対応したカリキュラムを採用しているところもあります。
また「読む」「書く」も追加されいわゆる、英語4技能(書く、読む、話す、聞く)を
バランスよく学習できるようになります。 日常のシチュエーションを意識した
英会話も増えてくるので、より英語を身近に感じることができます。

 

 

子ども英会話教室の5つのメリット

 

 

 

 

 

①「英語耳」がつくられやすい

 

 

幼少期に英語を学ぶメリットとして、英語の正しい「発音」の聞き取り能力が身に付けられる点です。

 

いわゆる「英語耳」というものです。 この「英語耳」を身につける為には特に「3歳から7歳ごろ」の
人間の耳がほぼ完成する「耳のゴールデンエイジ期」に英語を深く学習しておくことが大切です。

 

この時期に英語を学習しておくことで ・RとLの違い ・舌を軽くかむth ・英語の言葉の
繋がりなどの比較的日本人が苦手とされる発音を習得しやすくなったり、
聞き取りやすくなると言われています。

 

英語による幼児教育はネイティブ英語に近いリスニング能力や
スピーキング能力の両方を育てるために有効的と言えるでしょう。

 

 

②英語に対する苦手意識がなくなる

 

日本人は7割の人が英語に対して苦手意識があると言われています。
国際社会におけるグローバルなコミュニケーションスキルが必要となる中、
親としては子どもに英語に対する苦手意識は持ってほしくはないもの。

 

そのため、幼少期から英語に対しての苦手意識は無くしておくことは重要なことでしょう。
英語による幼児教育では、ゲームや歌などを活用したり、食べ物や動物のイラストが
使用された教材を活用したりと、子どもの関心を引きつけながら、楽しく英語を学ぶ事ができます。

 

「英語を学ぶことは楽しいことだ。」「ワクワクする。」といったプラスの感情を与えられるため、
英語への抵抗感を少なくすることができます。 また、英語に対してポジティブな感情を持った状態から
小学校・中学校の英語学習をスタートすることにより、英語習得のスピードもより増すでしょう。

 

 

③コミュニケーション能力が身につく

英会話教室では、あるお題に対して「自分の考えを発表する」というレッスンが頻繁に行われます。
「あなたの考えや意見は?」という個人の考えが キーワードとなってきます。

 

日本の学校では教師が一方的に生徒に教えるというスタイルが一般的ですが
アクティブラーニング」という生徒同士の意見交換が重視されており頻繁に行われます。
そのため「自分の考えを普段から伝える習慣」が身につきコミュニケーション能力が
高まっていくでしょう。

また他人の考えや意見にも共感したり尊重したりすることで、
将来にも役に立つコミュニケーションスキルを身につけることができるでしょう。

 

 

④外国の文化をより身近に感じることができる

 

 英会話教室の講師の多くは、色々な国の方がいます。
その講師の出身の国の文化や情報などを知れたり、 様々な国の特徴などを知ることができ、
より海外へ興味を持ったり身近に感じることができるでしょう。

 

また、子どもの英会話教室では季節によって様々なイベントがあり「外国の文化」に
触れることもできるでしょう。

🔍どんなイベントがあるの?

・イースター🐰

・ハロウィン🎃

・クリスマス🎅

 

日本でもお馴染みのイベントですが 本場のイベントの内容に触れることで、
知識が広がり 外国の文化をより身近に感じることができます。

 

 

⑤学校の英語の授業にも抵抗がなくなる

 

学校では2020年から英語の授業が必修科目になりました。
そのため、英会話教室に通うことにより学校の英語の授業がより楽しくなったり、
自信を持って臨めるようになるでしょう。

 

中学になっても英語は受験で必要となりますし 最近では小学生のうちに英検を
受験する方も増えているので、英語に苦手意識がない事は、より重要になるでしょう。

 

 

子ども英会話教室のデメリット

 

 

 

 

①途中でやめてしまう

続かない 幼少期から英会話教室に通っていたが、小学生になってから辞めてしまったという方も多くいます。
原因は、つまらなくなって続かない、他の習い事が忙しくなってしまった、など様々です。

 

また、親からのプレッシャーなどで学習効果が上がらず、英語に苦手意識ができてしまうケースもあります。

 

お子さまが、悩んでいる時はネガティブな発言ではなくポジティブな声掛けを心掛け、
親も一緒に教材を読んだり遊びに参加して、「強制感」がないような環境を作りましょう。

 

 

②正しい日本語が使いづらくなる

 

 幼少期は、母国語である日本語の文法や発音、単語を覚える重要な時期です。
日本語と同時に英語を覚えることで混乱が生じ、日本語の読み書きに支障が生じる可能性があります。

 

ただし、日常生活に困るほどのリスクは少なく、 日本語は
普段の生活から使用しているので、そこまで心配する必要はありません。
日本語の絵本の読み聞かせなども、積極的に行うといいでしょう。
また、子どもが日本語の使い方や読み書きなどで迷っている場合は、優しくサポートしてあげましょう。

 

 

③アイデンティティが失われやすい

英会話教室に幼児期から通い英語教育を中心にしていると、日本人としての自覚が
薄れる症状(アイデンティティクライシス)になる可能性があります。

 

🔍イデンティティクライシスとは?

日本人の場合日本に生まれて育っているにも関わらず、日本社会に溶け込めなくなることをいいます。
「英語を話すけど日本人」というどこにも自分は所属できないような気持ちで、精神不安定な感覚を言います。

 

アイデンティティクライシスを避けるために、 子ども自身が
自分は日本人だという自覚を持つことが大事です。

 

英語を習うと同時に家庭では日本語や日本の文化の習慣をしっかりと身に着けさせ、
日本社会にも溶け込んでいけるように気をつけましょう。

 

 

毎月のかかる費用について

 

 

 

 

月謝について

こども向け英会話教室の月謝は教室の形式によって違いますが、
生徒の人数が多ければ多いほど費用は安くなることが多いです。

 

また、講師がネイティブか日本人かによっても価格に差が出ますので確認が必要です。

 

🔍形式ごとの月謝平均額は?

 

大人数形式(6人以上):8,000円から10,000円前後

 

少人数形式(2から5人):15,000円程度

 

マンツーマン形式: 25,000円程度

 

オンライン形式:1,000〜6,000円程度

オンライン形式だと比較的安価です。

 

予算もありますが、教室の形式によって子どもの性格に合う、合わないがあるかと思います。
体験レッスンを行っているところが多いので、実際の相性を確認すると良いでしょう。

 

 

その他の費用について

 

 

英会話教室によっては、教室の設備維持や管理システムの管理費用の
支払いを求められることもあります。
設備費やシステム費の相場は月額1,000円~1,650円程度です。
また、入会金や年会費がかかる教室もあるので事前に確認が必要です。

 

 

英語教室を選ぶポイント

 

 

 

 

①英会話教室に通わせる目的を明確にする

 

 

たくさんある子ども英会話教室。どこに通わせたら良いか迷ってしまいますよね。
そのような時は英会話教室に通う目的を明確にすると選びやすくなります。

 

英会話教室の中には 英語の勉強が目的というよりは英語の歌を歌ったり、
生徒みんなで英語のアニメを見たり、レクリエーションを楽しむ教室や
本格的な文法を習う教室があります。

 

どんな目的で英会話教室に通わせたいのかを明確にすることによって選びやすくなります。
また、レッスン中は英語のみか日本語も使われるのか、ネイティブ講師かそうでないかなども確認し
より目的に合った英語教室を選びましょう。

② 無料体験レッスンを受けてみる 

 

子どもに無料体験レッスンを受けさせるメリットは、
教室の雰囲気や先生の様子がわかるということです。

 

子どもによって、教室の雰囲気が合う合わないがあります。
せっかく優れたカリキュラムが用意されている教室を見つけても、講師やクラスメイトの
雰囲気にしっくりとなじむことが出来ないと後に、子どもがなかなか行きたがらないなど
トラブルの元になるので注意が必要です。

 

通うのは子どもなので、なるべく長期的に通うためにも子どもとの相性の良い教室を見つけましょう。

 

 

 ③ フォロー体制はどうか

 

レッスンを休む場合、レッスンの振替は可能かどうかも重要なポイントです。
子どもは風邪をひいたり熱を出したり、体調を崩しやすいものです。

そんなとき、レッスンを他の日に振り替えることができれば無駄を省くことができますね。
振替が可能かどうかは前もって確認しておくといいでしょう。

 

 

④通いやすい場所か

 

子どもが小さいと教室までの送り迎えは必要となります。
忙しい中送り迎えをするとなると、通いやすい場所を選ぶと無理がないでしょう。

距離や駐車場があるかどうか、また電車でも通えるのかどうか駅は近いかなど。
長期的に無理なく通えるところを選びましょう。

 

 

まとめ

 

 

今回は、子ども英会話教室へ通うメリットや選び方などご紹介しました。
英会話教室は英語を話せるようになるだけではなく、
色々な効果があることがお分かりいたいだけだかと思います。

 

もちろんデメリットも多少はあるのでよく理解した上で通わせると良いでしょう。

 

 

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