Column
子どもの習い事の中で「体操教室」は第6位と高い人気があります。
これから成長していく中で、子どもたちは様々な遊びやスポーツを覚えていきます。
将来のためにも小さい頃から体を動かすことに慣れてもらうためにも体操教室にお子さまを
通わせようと考えている保護者も多いのではないでしょうか?
一口に体操教室といっても様々な種類やコースがあり、教室選びに難航している方もいらっしゃると思います。
このコラムではそもそも体操教室で教えてもらう内容から詳しくご紹介しますので、ぜひ最後までご一読ください。
🔍このコラムはこんな方におすすめ✨
幼児向けの体操教室ではまず、リズム運動や柔軟体操などの運動の基礎練習に取り組む場合が多いです。
どのスポーツにもこの基礎が大切です。
体操教室においても、鉄棒やマット運動を始める前に体をほぐすため基礎練習がかかせません。
柔軟体操やリズム体操などの準備運動の他に、鉄棒やマット・跳び箱などの器械運動を実践します。
幼児コースの場合鉄棒では、前回りや後ろ回り。マット運動では、前転や後転・側転などの技を実践する
教室が多いと言われています。また、跳び箱では、開脚跳びや閉脚跳びなどの習得にチャレンジします。
1つ目のメリットは、身体能力が高まることです。
人間の心身の発達は、子どもの頃の環境に大きく左右されると言われております。
特に、神経系の発達は「9歳~12歳ごろ」までに完了します。
この期間を「ゴールデンエイジ期」と言います。
ゴールデンエイジ期に全体的な身体の使い方を理解していると、その後も引き続き「運動神経が良くなる」ことが期待できます。
体操教室を通して、「転がる、支える、逆さまになる、ぶら下がる、ストレッチ、かけっこ」など
様々な運動を通して、全身をコントロールする力を養うことが期待できます。
🔍プレゴールデンエイジ期について
ゴールデンエイジ期の前の年齢の期間で「プレゴールデンエイジ期」という期間もあります。
5〜8歳ごろの運動能力の基礎となる神経が著しく発達する時期を指します。
この時期から体操教室に通い始めるお子さまも多いです。
2つ目のメリットは、「姿勢が良くなりやすい」事です。
幼い頃から体操教室を習い事にすることで日常生活の姿勢も良くなるメリットがあります。
正しい姿勢を保つためには程良い筋力が必要である為、器械体操を通して筋力を鍛えることで良い影響を与えます。
また体操中にも姿勢の良さや美しさが求められ、自然と背筋を伸ばす習慣が身に付く事が期待できます。
姿勢が良くなることで勉強の時も正しい姿勢で本を読む、文字を書くなどの基本にも繋がるでしょう。
メリット3つ目は体育の授業で活躍が出来るという事です。
体操教室では跳び箱、マット運動などを行うことが多いです。
学校の体育では、跳び箱やマット運動はどの学年でも行う競技です。体操教室で日々体験して慣れていると、
お友達のお手本として披露する機会もあるかもしれません。
また、体育の成績の向上にも繋がるかもしれませんね♪
メリット4つ目は、「達成感・自己肯定感UP」が感じられることです。
体操教室は個人競技のため、ミスは自分の責任、成功は自分の努力の結果ということになります。
どんな事も、自分次第です。精神的に成長し成功の達成感も感じられるでしょう。
子どもの頃から成功するためには努力が必要なことや努力の先には成功が待っていることを体感することで、
生涯において目標に向かって頑張る力が身に付きます。
そして、成功体験の積み重ねで人は自己肯定感が身に付きます。
自己肯定感は、成長過程でどんな困難の中でも最も大切となる事ですので、
家庭の外の習い事を通して身に付けられる事はお母さんお父さんにとっても、ありがたい環境となります。
メリット5つ目は「他のスポーツにもいい影響がある」事です。
体操教室では体をコントロールする方法を養うことを中心に取り組みます。
「サッカースクールに通っている」「ミニバスに入っている」
「テニスをやっている」と他の習い事と併用している子も多くいます。
例えばサッカースクールでは主にサッカー中心の身体の使い方、
テニスであればテニス向けの動きを教えることが中心になります。
体操教室に通うことで幅広い身体の使い方を学ぶことができる為、
他のスポーツにも役立つ身体の動きを学ぶ事が出来ます。
これは、どの習い事にでも言えることですが体操教室が近所にない場合、親が送り迎えをしなければいけません。
体操教室は自宅で教えているという教室はほとんどなく、ショッピングモールの中に併設されていたり
どこかの体育館が開催場所になっている場合もあります。
その為、学区内に体操教室があるというのはなかなか無い可能性が高く保護者の送迎が長くなる傾向にあります。
保護者のスケジュール感も視野に入れながら教室探しをするといいでしょう。
これは、兄弟がいる場合に限っての話ですが待ち時間が長く、大変です。
多くの体操教室は、年齢などによりクラス分けをされております。
そのクラスが兄弟で異なる場合、送迎の時間がズレるのでどちらかの授業が終わるまで待つ必要があります。
駆け回る他のスポーツと違って、体操教室では順番待ちでじっとしている時間もあります。
幼児期には普段より運動量が減ってしまう子もいます。
集団行動を学ぶという点ではいいのですが、運動量だけでみると普段活発な子は、
自由に遊ばせた方がたくさん運動できるかもしれません。
「うちの子、運動が苦手だけど、しっかりレッスンについていけるのかな」と心配な方もいるかも知れません。
体操教室では、年齢やその子の能力に応じて、段階的に指導を受けられるので運動が苦手なお子さんでも心配はいりません。
実際、体操教室へ入会する子は、決して初めから運動が得意な子ばかりではありません。
専門的な知識や経験をもつコーチは、運動が苦手な子がどうすれば上達するかを
適切に指導してくれますので、安心して通わせることができます。
なぜ3~4歳頃始める方が多いのかというと、先生の言葉がある程度わかるようになる年齢だからです。
体操は怪我をする場合があるので、先生の言うことを聞けるか、順番を守れるかというところが大切になります。
また、3歳頃になると体力が付いてくるので、体力を持て余すことが多くなります。
子どもが体を目一杯動かすことができ体力の発散になる為3~4歳頃スタートさせるという方が多いようです。
通い始めた体操教室は、何歳まで習うのが良いのでしょうか。
周りの子でも、何年も続けている子はたくさんいますが中には新しいスポーツを始め、
忙しさから小学生中学年ごろに、体操教室を辞めてしまった子もいます。
体操教室は辞めて違うスポーツを始める子が多いですが、その場合も体操教室で身に着けた運動能力は大変役に立ちます。
なにかやりたいスポーツが見つかるまでや、小学生のうちは体操教室を続けることをおすすめします。
🔍体操教室の月謝の平均は?(週に一回1〜2時間)
平均月謝:5000円〜8000円程度
幼稚園によっては、放課後に園内の施設を利用して、体操教室の講師を招いて
課外授業として体操教室を開いてくれるところもあります。
園内教室の場合は、月に2000円~3000円程度と、外部の教室に通うよりは抑えられた費用が設定されるところがほとんどでしょう。
体操は、他の習い事と比べると、怪我をする可能性の高い習い事になります。
そのため、万が一のときのために、保険の加入が必要になる場合があるでしょう。
🔍保険料の相場は?
教室によって異なるものの、500円程度から2000円程度までの間で加入できるものがほとんど
指定のユニフォームが必要な場合、ユニフォームの代金も必要になります。
また、バランスボールや縄跳びといった体操に必要なものを個人で準備し、
毎回持参するような場合は、それらの費用も必要です。
いかがでしたでしょうか?
今回は、いろんなスポーツの入り口となる身体の基本作りに繋がる体操教室の魅力についてご紹介しました。
どの習い事を習わせようか悩んでいるという方には『体操教室』を選ばれると良いかもしれません♪
体操教室を通してお子様の得意が見つかるかもしれません。
保育園や幼稚園などでも、課外授業として体操を取り入れているところが増えているほど、注目されております。
基礎体力向上ももちろんですが、仲間と楽しく習うことで体を動かす喜びや繰り返し運動を行うことで、
はじめはできなかった競技ができるようになる嬉しさを学ぶことができます。
体操を通じて丈夫な体作りをするだけでなく、心身共に健康な体作りをしていきましょう。
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