習いごと選びのポイント

Column

教室の選び方 2023-08-10

習い事を選ぶ上で、確認しておくべきポイントとは?

習い事を選ぶ上で、
確認しておくべきポイントとは?

 

 

最近はお子様1人が、複数の習い事をするのが普通になってきました。

 

そこで今回は、保護者の皆様にとってご参考となる様、

『習い事を選ぶ際、確認しておくべきポイント』をご紹介します。

 

 

🔍この記事はこんな方におすすめです

 

・何か新しい習い事にチャレンジさせたいものの、

どこが良いのか分からない保護者の方。

 

・お子様から「習い事をしたい!」と言われたが、

何を基準に比較すれば良いのか?と悩んでいる方。

 

・今後、習い事を検討する際の参考にしたい保護者の方。

 

 

ずばり習い事を選ぶ際、確認しておきたいポイントは、大きく分けて3つあります。

①安全面

②指導者

③体験レッスン

 

①安全面

こちら特に運動系の習い事を検討されている場合、

教室の安全対策は万全か、お子様がお1人で通う場合経路は安全か、

といった点は真っ先に確認すべきです。

 

どれだけ優秀な素晴らしい指導者の方がいたとしても、

安全面に配慮されていない場合、万が一の怪我をしてしまった際、

大事故に繋がってしまうリスクもあります。

 

危険が伴うスポーツはもちろんの事、そろばんや習字などの習い事でも、

大通りの交通量や死角となる交差点はないかなど、

可能な限り実際に足を運んで確認してみると良いでしょう。

 

②指導者

安全面がクリアできれば、次に指導者が挙げられます。

先程お伝えした様に、どれだけ実績がある指導者の方でも、

乱暴な言動があったり、なかなか連絡がとれなかったりすると、

万が一の緊急時にとても困ってしまいます。

 

また選手時代の実績より、指導者としての実績を重要視し、

現在もしくは以前習われていたお子様・保護者様に内部事情や性格など、

事前に聞いておくと良いです。

 

もし聞く事が難しい場合、全て鵜呑みにする必要はありませんが、

Web上での口コミなど参考にする事をおススメします。

 

③体験レッスン

体験レッスンがある場合、実際に受けてからご判断されると良いです。

特に体験レッスンで抑えておくと良い点は、下記3つです。

 

 

体験レッスンで確認すべきポイントは?

 

 

 

 

①環境

 

先程お伝えしました、安全面への配慮や空調、騒音などはしっかり確認しておきましょう。

また分かりにくい部分ではありますが、実際に習われている生徒の表情や態度などから、

指導方針・入会後をイメージすると良いでしょう。

 

 

②対応

 

特に大人数の無料体験レッスンなどは、あまり指導が行き届かない可能性があるので、

実際に目で確かめると良いでしょう。

ただし、たまたまその日がイレギュラーでそういった対応になったなどのパターンもあるので、

そこは指導者の方に直接確認する事も必要です。

 

 

③回数

 

もし①、②を1度の体験で確認できなかった、もしくは確認できたが心配だった場合、

2度目の体験が可能であれば、2度目以降を申し込むべきです。

 

難しい場合、見学だけでもさせてもらえないか打診しても良いでしょう。

 

 

習い事選び方のコツは?

 

 

 

 

続いて、習い事選び方のコツもご紹介します。

一つ目の習い事選び方のコツは「保護者の方が勝手に決めつけない事」です。

 

お子様の習い事を決める際は、「絶対」にする事はやめておきましょう。
「必ず野球をやらせる!」「ピアノをやりなさい!」とするとお子様の自分事にできず、

嫌になってしまうか、やめてしまうパターンがほとんどです。

 

そこで大切なのは「レコメンド(おすすめ)」する事です。

ただ、単に「レコメンド」するのではなく、

お子様の「普段の行動や趣味」を良く観察した上でおすすめする事が重要になります。

 

 

1.保護者の方が決めつけない

 

 

例えば、保護者の方はAmazonでの買い物をした事がありますか?

一度商品を購入すると「この商品を買った方には、こちらもおすすめです」という宣伝が出てきます。
そうすると、ついつい合わせて購入してしまう事もあると思います。

これは、普段の購入傾向や趣味を把握して「レコメンド」してくれているのです。
これと同様の事を、保護者の方がお子様にしてあげて下さい。

 

例えば、テレビで野球の日本代表戦を親子で一緒に見ていて、
「一生懸命熱狂して応援していた」という場合、

「近くの野球教室で今度体験してみない?」という様に、「おすすめしてあげる」ことが大切です。

 

他にも、アーティストのマネをしてテレビの前で踊っているお子様の場合であれば、

「ダンス教室」や「音楽教室」に行ってみる?と誘ってみるのも良いですね。

 

この様にあくまで、保護者の方は「おすすめ役」でお子様を主体にしてあげる事が重要です。
それもこれも、普段からお子様の趣味や興味のある事を把握してあげられているかに掛かってきます。

 

 

2.普段の生活から興味関心を見出す

 

 

お子様の習い事選びや決め方で重要なのは、お子様が熱中できる事を見つける事です。

お子様は物事に熱中する事で、大きく成長します。
そこで身につけた集中力は、例えば部活や入試、大人になってからも好影響をもたらします。

 

その熱中できる事を見つけるためには、普段の行動から興味がありそうな事を見極めてあげる事です。

例えば、楽器のおもちゃを凄く触っている様であれば、ピアノ教室の体験に。
サッカーボールを触っている様であれば、サッカー教室に。
絵を描くのが好きであれば、お絵描き教室や書道教室に行ってみるのも良いでしょう。

 

 

3.幼少期は専門性よりも多様性を重視

 

 

特に小学校入学までは、1つの習い事に絞るよりかは、多くの経験や体験をさせる事がおすすめです。

それには2つの理由があります。

1つは、興味関心の可能性を広げる事です。
お子様はいきなりのタイミングから、急に熱中する事もあります。

 

例えば、休日に親子でしていたサッカー練習をきっかけに、プロサッカー選手になった方もいます。
お正月に叔父さんと対戦した囲碁にはまって、棋士になった方もいます。
そのため、幼児期は多くの事を経験させて可能性を広げる事が重要でしょう。

2つ目の理由は、ゴールデンエイジ期が関わります。
ゴールデンエイジ期とは、3歳から12歳頃までの神経系の成長が著しい時期を言います。
この時期に多くの身体の使い方を学べると、いわゆる「運動神経が良いお子様」になりやすいです。

 

そのため、幼少期に習い事を選ぶ際には、1つを専門的にするよりかは複合的な習い事の方が良いでしょう。

身体全体を複合的に動かす習い事であるスイミングが、人気No1である理由もお分かりの通りです。

 

 

4.先生との相性チェックも重要

 

 

 

 

お子様の習い事では、指導者の方との相性も大切です。
この指導者の方とのコミュニケーションや相性が合わずに、途中でやめてしまうお子様が一番多いです。

 

よくあるお子様と習い事の先生が合わないケースは、

・教え方に偏りがある
・暴言が見受けられる
・質問への回答が不適切
・連絡関係が遅い
・子どもによって接し方を変える…

など、様々あります。

 

せっかく通いだしたお子様の習い事も、指導者との相性が合わずにやめてしまうと、お子様にとっても悪影響です。

そのため、習い事へ申し込む前に必ず体験レッスンに入り、指導者との相性も確認しましょう。

 

 

5.合わない時はスパッと切り替え新しい事を探す!

 

 

大前提として、お子様の習い事選びは「失敗がつきもの」です。
全てがうまくいくご家庭の方が珍しいもの。それを前提にすると、気持ちも楽になります。

例えば、習い事を始めて「合わなかった」時に、ダラダラと習うのはもったいないですね。
ダラダラと継続してもなかなか身につく事はできません。その時は切り替えて「スパッと辞める事」も大切です。

勿論、すぐに辞めると継続力がつかない場合もありますが、しっかり親子で話し合った上での結論で、

ポジティブに前を向ける様にしてあげれば、「新しい事にチャレンジしたい」と思える様になります。

 

そのため、単に「辞めて終わり」ではなく、

前向きに新しい事を「一緒に探していく姿勢」を見せてあげられるのが良いですね!

そうする事によって、習い事を辞めた事が「失敗」ではなく「成長の過程」に変わるのです。

 

 

6.子供の習い事のジャンルに「多様性」を持たせる!

 

 

お子様の習い事を選ぶ際には「様々なジャンル」で、バランスをとる事がおすすめです。

たとえば『塾・水泳・音楽』の様に「勉強+スポーツ+芸術」、
『英語+プログラミング』の様に「語学+モノづくり」という様に組み合わせる事で、

様々な能力を伸ばす事ができる上、嫌がらずに継続しやすくなります。

相乗効果も生まれやすくなるでしょう。

 

しかし、お子様の習い事には保護者様のご負担が大きいものもあります。

スポーツの習い事であればご送迎、ダンスなら動画撮影、楽器の習い事であれば、発表会の受付を頼まれる事も。
保護者の方が、サポート可能な範囲で習い事を選ぶと、無理なく継続できます。

 

ただし、習い事を選ぶ上で注意すべき事もあります。

 

お子様の習い事を増やしすぎない

いくつも習い事を掛け持っていると、忙しすぎてどれも上達しない可能性があります。

多すぎる習い事はデメリットになる事もあるので、要注意です。
ただ、多くの経験ができた事は、お子様にもプラスになっているとも捉える事ができます。

習い事は宿題を課される事が多い上、毎日の積み重ねが能力向上につながります。
お子様に負担が掛からず、それぞれの習い事に集中できる数だけ通う事が良いでしょう。

 

 

まとめ

 

 

いかがでしたでしょうか? 夏こそ習い事をスタートしやすく、
学業との両立がない分、力を入れやすいです。

 

もし、何か習い事をさせたいけど迷われているのであれば、 まずは上記の内容を確認した上、

何か1つ新たに始めてみてはいかがでしょうか。最後まで読んで下さり、ありがとうございます。

 

 

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