Column
今も昔も大人から子どもまで大人気なスポーツ「野球」
昔野球をやっていた、野球ファン、夏の甲子園で活躍する
高校球児を見て感動したなど様々な野球への憧れで
子どもに野球を習わせたいと思われる親も多いでしょう。
ただ、送り迎えや朝が早い、毎週の試合・遠征など
親の負担が大きいイメージがありませんか?
そこで小学生から始める「少年野球」について
メリットやデメリット、親の負担など詳しくご説明していきたいと思います。
子どもに習わせようと考えている方は、ぜひご一読ください。
🔍こんな方におすすめのコラムです。
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まずは、少年野球の種類についてご紹介します。
少年野球は年齢や所属する団体によって種類が異なります。
小中学生を対象とした少年野球は軟式野球がほとんどです。
中でも小学生を対象としているものは「学童野球」とも言います。
ボールはゴム製の軟式ボールを使用します。
🔍全国大会の種類は?
■ 高円宮賜杯全日本学童軟式野球大会
■ 全国スポーツ少年団軟式野球交流大会
こちらも少中学生が対象で、ボールは牛革製で中にコルクが入っている
硬い硬式ボールを使用します。
🔍全国大会の種類は?
■ 全国小学生硬式野球交流大会
■ アンダーアーマーカップ(全国小学生・硬式野球・交流大会)
硬式野球と軟式野球どちらを選べばいいの?
基本的にボールが硬式か軟式かの違いですが、
ボールが違うだけで身体の使い方や技術などにも違いがあります。
少年野球の硬式球を扱うリーグで、発祥地はアメリカです。
使用するボールは一般と同じ硬式ボールを使用して、
イニング数は6回までと決められています。
また、ピッチャーの投球制限や玉数による休息制限が
とられており野球選手を守るといった処置が実施されます。
🔍他にも様々なルールがあります。
■ 塁間やグラウンドのサイズも通常の少年野球のサイズよりも若干小さいサイズ。
■ 離塁制限やリードなし。ボールがホームベースを通過後の盗塁はあり。
■ 振り逃げはメジャーのみ適用。
■ プロテクター(胸パッド)の着用。などが決められています。
■ メジャーにおいてのコールドゲームは、4回終了後、10点差、5回終了後、8点差とする。
■ マイナーにおけるコールドゲームは、3回15点, 4回10点, 5回7点点差とする。
■ 6回終了時同点の場合 7回以降,タイブレークゲームを行う (タイブレーク条件:無死,2塁,打順引継ぎ)
※タイブレークから登板した投手は,投球数を引継いで 2試合目の投球を可とする
■ 進塁時におけるヘッドスライディングは禁止。アウトとなります。帰塁時はOK。
また、用具についてもリトルリーグ公式の用具のみ使用可能となっております。
少年野球の試合においては、基本的には7回までとされております。
同点だった場合リーグ戦であればそのまま引き分けで終わる事もありますが、
トーナメント戦などではその大会のルールに則って延長戦を行ったり、
くじ引きやジャンケンで勝敗を決めたりする事もあります。
延長戦になった場合、少年野球のルールで多く採用されているのが、満塁合戦というものです。
ワンアウト満塁の状態からお互いのチームが攻撃をするというもので、
ハラハラドキドキの展開が期待できるとても緊張感のある延長戦です。
また、主催者の決めている1試合あたりの制限時間を迎えてしまった場合は、
7回に達してなくても試合が終わってしまう事もあります。
よって、試合中には時間なども気にしながら戦わなければなりません。
逆に点差が開きすぎると、コールドというルールに則って、
5回以降に時間に余裕があったとしても試合が終わる事になります。
「軟式野球」は日本発祥で世界でも珍しい競技です。
多くの国では、中学生以下でも「硬式球(かたいボール)」が使われています。
硬式ボールに比べて柔らかく、当たったとしても
大きな怪我の心配が少ないことが大きなメリットです。
またボールが軽いため、肩肘への負担が少ないことなどがあげられます。
成長期での小学生の身体への負担は重要なポイントとなるでしょう。
高校に上がって硬式ボールを扱う時に、多少の恐怖心があり、
硬式出身の選手に比べるとボールの扱いに慣れていない点です。
軟式と違い『ボールの下を叩いてボールに回転を加えて飛ばす』ことが必要になります。
よって下半身をうまく使い体全体をよく鍛えることが必要となります。
将来硬式野球に移行した時、打ち方に慣れることが大変になるでしょう。
高校野球やプロ野球でも使っている硬式球を早くから扱うことにより、
硬式ボールの扱いに早くから慣れており軟式出身の選手と比べると
バッティング、守備ともにアドバンテージがある点です。
軟式に比べるとボールが圧倒的に硬く、大きな怪我に繋がる危険性があったり、
ボールが少し重いことで肩肘などへの負担がかかるという点です。
軟式ボールは硬式ボールと比べると小さくて軽いため、体が成長していない
中学生以下が使用しやすく扱いやすいため自信がつきやすいですが
硬式ボールは体力や筋力、身体の使い方など多くの身体的能力が必要となるため
成長途中の子どもには、上手く扱えず自信がつきにくい事があります。
本格的にプロを目指すのか、とりあえず楽しく野球ができればいいのか
まずは野球を習う目的によって種類や、チームを選ぶと良いでしょう。
ルールなどにも違いがあるので事前に確認してみると良いでしょう。
野球は球技の中でも礼儀に厳しいスポーツの一つ。
学年ごとのチームではなく小学校4年生以下のチーム、小学校5年生と6年生のチームと
複数の学年にまたがるチームで練習したり試合に出場したりすることになり、
上下関係を身につけることもできます。
地域の野球チームでは、同じ小学校に通うお友達が多いかもしれません。
しかし同じ小学校しか入部できないわけではありません。
そのため他の学校の友達ができるなど交友関係の範囲も広がるでしょう。
またリトルリーグなど年中さんから小学校4年生までが同じチームに所属するところでは、
年齢の壁を越えた付き合いができるのもメリットと言えるでしょう。
親の拘束時間が気になっている方多いのではないでしょうか。
まず子どもの野球は子どもたちと監督だけでは難しいスポーツです。
どうしても親の協力が必要となり、試合などで遠征に行く場合には、
車を出したり自転車の誘導をしたりといった事も必要になってくるでしょう。
それにより、親の拘束時間も増え、親の休みも削られてしまうデメリットがあります。
基本的に土日に練習と試合があり、朝も7時集合など朝早いことがほとんど。
保護者の付き添いも必須となる場合が多く、土日の予定はほぼ野球ということになります。
強豪チームになる程試合の回数も多くなるので、その分野球に費やす時間は増えるでしょう。
ご兄妹がいるご家庭ですと土日の家族の予定がなかなか立てられない可能性もあるので
家族全員の理解と協力が必要となるでしょう。
また、役員などの役割もあったりリトルリーグになると父親が
必ず審判として参加しなければならなかったりと親にかかる負担をよく確認しましょう。
肩や肘をよく使う野球にとってよくある怪我が
「野球肩」「野球肘」といったものがあげられます。
この怪我の多くの原因は肩や肘の使いすぎというもの。
ボールを投げる動作に伴って肩関節周辺に発生する痛みの総称で投球障害肩ともいわれます。
野球の投手に多くみられる症状ですが、他の守備の選手が
過度の練習や肩肘の適切な使い方ができていないことが原因で発症する事もあり
投手に限らず発症リスクがあると言えます。
またデッドボールなどにも注意が必要です。
怪我はもちろんですが、トラウマになってしまい
後の野球人生に大きく影響してしまいます。
速い球が怖い、バッターボックスに立つと恐怖心が襲ってくるなど
デッドボールの恐怖心はなかなか消えるものではありません。
そのような時にも家族みんなで子どものサポートが必要になります。
バット、グローブ、ボールと必要なものが多く、それぞれの単価が高いものが多いです。
また、練習中もユニフォームを着ることがあるので、その分の費用もかかります。
ユニフォームはすぐにボロボロになってしまうので買い替える頻度も他のスポーツと比べて高くなります。
🔍野球の月謝はどのくらい?
■ 平均 5,000円前後
※加入するクラブやチームの運営方法によってかなり変動があります。
小学校のグランドを使って保護者がボランティアでコーチをしているようなチームなどは1,000円から2,000円の場合もありますし、
プロの指導者をコーチとして迎え指導を行うようなチームですと10,000円くらいかかるところもあります。
月謝が安くても遠征や試合に出るためにかかる費用を別で集めているチームもありますので、確認が必要です。
また、野球を続けていくためには、スポーツ保険(年3,000円程度)への加入や、選手登録(年2,000円程度)の費用も必要です。
入会金の発生するチームでは、平均5,000円程度の入会金が必要になります。
🔍その他かかる費用は?
最も費用が掛かるのは「道具」です。⚾
どんな道具を揃えるか、家庭の方針にもよりますが野球の道具は意外と高額です。
■ユニフォーム…平均 10,000円
■グローブ・バット…数千円~数万円
■その他の道具…スパイク、アンダーシャツ、ソックス、ストッキング止め等
全て揃えると50,000円程度を覚悟しておくのが良いでしょう。
リトルリーグは少年野球と使う用具の種類が異なる為、少年野球の3倍以上備品代が
かかってきますのでそれぞれ、どのような備品を使用しているのかよく確認しておきましょう。
いかがでしたでしょうか。
親の負担から、野球を習わせるメリットデメリットまでとても奥の深い習い事だと思います。
あらかじめ家族でよく話し合い始めるようにしましょう。
ただ習うのは子どもなので子どものやりたい気持ちに寄り添ってあげたいですね。
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