Column
子どもの習い事を選ぶ際に、候補に上がる人気の習い事「英会話」です。
人気の理由は、2020年から小学校で必修科目となり、国際化社会へ向けて幼い頃から
英語を身につけさせたい、と考える親が多いのが理由です。
そこで、子ども英会話教室のレッスン内容や子ども英会話教室でどのようなことが学べるのか、
メリットやデメリットについても詳しく説明していきたいと思います。
子どもに英会話教室を習わせたいと考えている方はぜひ、最後までご一読ください。
子ども英会話教室で学べる事やレッスン内容はどのような内容でしょうか? まずは年齢別に見ていきましょう。
まず、0歳から3歳までは親同伴の「親子レッスン」が基本となるところが多いです。
レッスン内容は歌やダンスを中心としたものが多く、集中力が続きにくい子どもにも
楽しく英語を学べる内容になっており、 自然と英語に馴染んでいくようになっています。
そしてこの年齢の子どもは母語と英語の区別がない時期のため、英会話を習わせるには1番適した年齢だと言われています。
幼少期にネイティブの発音をたくさん聞いておくことにより「英語耳」が鍛えられ、
将来的に「正しい英語のヒアリングや発音」ができる可能性が高まります。
英語の発音を身に付けるにはおびただしい数の英語に触れることが必須です。
とても大変な事ですが、この年齢の子どもは平気で聞き続けることができます。
自宅でも毎日10分程度英語のCDを聴かせたり、絵本などを読み聞かせたりすることをお勧めします。
4歳から6歳の就学前の子どもに向けたレッスン内容は 「聞く」と「話す」が中心のレッスンが多くなります。
🔍例えばどんなレッスン?
・ゲームをしながら英会話をする。
・カードに書いてある動物や物を英語で言ってみる。
・身近な物の英語を覚える。
・歌やダンスと併用したゲームで、五感を使いながら英語を覚えたり
講師がパペットを使いながら英文を話す。
初めは理解ができなくても自然と英語を理解できる工夫がされており
楽しく英語を習得できることを意識した内容になっています。
小学生のレッスン内容は年齢やレベルによって分かれていることが多いです。
・小学校低学年コース
・小学校中学年コース
・小学校高学年コース などです。
2020年からの小学校における英語教育に対応したカリキュラムを採用しているところもあります。
また「読む」「書く」も追加されいわゆる、英語4技能(書く、読む、話す、聞く)を
バランスよく学習できるようになります。 日常のシチュエーションを意識した
英会話も増えてくるので、より英語を身近に感じることができます。
英会話教室では、あるお題に対して「自分の考えを発表する」というレッスンが頻繁に行われます。
「あなたの考えや意見は?」という個人の考えが キーワードとなってきます。
日本の学校では教師が一方的に生徒に教えるというスタイルが一般的ですが
「アクティブラーニング」という生徒同士の意見交換が重視されており頻繁に行われます。
そのため「自分の考えを普段から伝える習慣」が身につきコミュニケーション能力が
高まっていくでしょう。
また他人の考えや意見にも共感したり尊重したりすることで、
将来にも役に立つコミュニケーションスキルを身につけることができるでしょう。
🔍どんなイベントがあるの?
・イースター🐰
・ハロウィン🎃
・クリスマス🎅
日本でもお馴染みのイベントですが 本場のイベントの内容に触れることで、
知識が広がり 外国の文化をより身近に感じることができます。
続かない 幼少期から英会話教室に通っていたが、小学生になってから辞めてしまったという方も多くいます。
原因は、つまらなくなって続かない、他の習い事が忙しくなってしまった、など様々です。
また、親からのプレッシャーなどで学習効果が上がらず、英語に苦手意識ができてしまうケースもあります。
お子さまが、悩んでいる時はネガティブな発言ではなくポジティブな声掛けを心掛け、
親も一緒に教材を読んだり遊びに参加して、「強制感」がないような環境を作りましょう。
英会話教室に幼児期から通い英語教育を中心にしていると、日本人としての自覚が
薄れる症状(アイデンティティクライシス)になる可能性があります。
🔍イデンティティクライシスとは?
日本人の場合日本に生まれて育っているにも関わらず、日本社会に溶け込めなくなることをいいます。
「英語を話すけど日本人」というどこにも自分は所属できないような気持ちで、精神不安定な感覚を言います。
アイデンティティクライシスを避けるために、 子ども自身が
自分は日本人だという自覚を持つことが大事です。
英語を習うと同時に家庭では日本語や日本の文化の習慣をしっかりと身に着けさせ、
日本社会にも溶け込んでいけるように気をつけましょう。
こども向け英会話教室の月謝は教室の形式によって違いますが、
生徒の人数が多ければ多いほど費用は安くなることが多いです。
また、講師がネイティブか日本人かによっても価格に差が出ますので確認が必要です。
🔍形式ごとの月謝平均額は?
・大人数形式(6人以上):8,000円から10,000円前後
・少人数形式(2から5人):15,000円程度
・マンツーマン形式: 25,000円程度
・オンライン形式:1,000〜6,000円程度
オンライン形式だと比較的安価です。
予算もありますが、教室の形式によって子どもの性格に合う、合わないがあるかと思います。
体験レッスンを行っているところが多いので、実際の相性を確認すると良いでしょう。
その他の費用について
英会話教室によっては、教室の設備維持や管理システムの管理費用の
支払いを求められることもあります。
設備費やシステム費の相場は月額1,000円~1,650円程度です。
また、入会金や年会費がかかる教室もあるので事前に確認が必要です。
たくさんある子ども英会話教室。どこに通わせたら良いか迷ってしまいますよね。
そのような時は英会話教室に通う目的を明確にすると選びやすくなります。
英会話教室の中には 英語の勉強が目的というよりは英語の歌を歌ったり、
生徒みんなで英語のアニメを見たり、レクリエーションを楽しむ教室や
本格的な文法を習う教室があります。
どんな目的で英会話教室に通わせたいのかを明確にすることによって選びやすくなります。
また、レッスン中は英語のみか日本語も使われるのか、ネイティブ講師かそうでないかなども確認し
より目的に合った英語教室を選びましょう。
子どもに無料体験レッスンを受けさせるメリットは、
教室の雰囲気や先生の様子がわかるということです。
子どもによって、教室の雰囲気が合う合わないがあります。
せっかく優れたカリキュラムが用意されている教室を見つけても、講師やクラスメイトの
雰囲気にしっくりとなじむことが出来ないと後に、子どもがなかなか行きたがらないなど
トラブルの元になるので注意が必要です。
通うのは子どもなので、なるべく長期的に通うためにも子どもとの相性の良い教室を見つけましょう。
レッスンを休む場合、レッスンの振替は可能かどうかも重要なポイントです。
子どもは風邪をひいたり熱を出したり、体調を崩しやすいものです。
そんなとき、レッスンを他の日に振り替えることができれば無駄を省くことができますね。
振替が可能かどうかは前もって確認しておくといいでしょう。
子どもが小さいと教室までの送り迎えは必要となります。
忙しい中送り迎えをするとなると、通いやすい場所を選ぶと無理がないでしょう。
距離や駐車場があるかどうか、また電車でも通えるのかどうか駅は近いかなど。
長期的に無理なく通えるところを選びましょう。
今回は、子ども英会話教室へ通うメリットや選び方などご紹介しました。
英会話教室は英語を話せるようになるだけではなく、
色々な効果があることがお分かりいたいだけだかと思います。
もちろんデメリットも多少はあるのでよく理解した上で通わせると良いでしょう。
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